先日「売れ残りで大きめだった愛犬との出会いのお話」という動画をYoutubeに投稿しました。
最近では、インスタやTwitterのコメントで「イケワン」と言ってもらえることもある4歳になったばかりのわこくんですが、実は売れ残りだったんですよね。
動画内ではサラッと「ペットショップで売れ残りだった」と説明していますが、せっかくなので、今日は売れ残りだったわこくんとの出会いをつらつらと書いていきます。
- ペットショップの売れ残りの犬を引き取りたい!
- 売れ残りの犬を買いたい、購入する時ってどんな感じ?
おしながき
2016年6月頃にペットショップの売れ残りで発見!引き取りたい気持ちが爆発
わことの出会いは4年前まで遡ります。
当時はまだ飼い主の2人・わこパパ&ママは結婚しておらず、同棲をしていただけだったので「犬をお迎えする」なんて微塵も計画にありませんでした。
しかし、二人とも実家でワンコを飼っていたので「わんちゃんをお迎えしたいね」とはずっと話していたんです。犬種は全く決めていなくて、保護犬が最有力候補でした。(ママはダックスの女の子かなぁ?と思っていたらしい)
そんな時、フラッと立ち寄ったペットショップでわこくんに出会いました。
わこが売れ残った理由はトイプーっぽくないから?
出会ったタイミングで、ちょうど4ヶ月くらい。周りの子犬と比べると、圧倒的にわこくんは大きかったんです。
- 脚が長い
- ガリガリ
- 毛が薄い
と、世間一般的なトイプードルとは真逆の風貌で「トイプードルなのかな??」と疑問に思ってしまうワンちゃんでした。(今でも「トイプーなんですよ」というと驚かれることがあります。笑)
そして、ほぼ毎日のようにわこくんを見に行って、一つ気づいたことがあります。
実際に、周りの子犬たちのハウスには「飼い主が決まりました!」のシールが貼られていたり、「相談中」のシールが貼られていたりと、どんどんわこくん以外の子は新しい飼い主さんと出会っていたんです。
次の日行ってみると、またわこくんの周りのハウスは、別の子犬…。しかも、その時ちょうどテレビで「引き取り屋」なる存在がいることを、私は知ってしまいました。
そしていよいよ事件が起こります(?)
ペットショップの売れ残り?まさかの値引セールの対象に
なんと!わこくんが値引されていたんです。
「やった!安くなった!」という気持ちよりも「え!こんなことってあるの!?」と驚いてしまいました。それと同時に思い出される引き取り屋の存在。。
この時点で、飼うこと前提で動き出すに決めました。
それと同時に「飼うって決まったら、ちゃんと触れ合ってみよう!」ということを話していたので、初めてハウスから出してもらって、お店の中でわこくんと触れ合ったんです。
この時に言った店員さんの言葉、「久しぶりに出してもらえたねぇ〜」は今でも忘れられません。
毎日のようにペットショップに通ってはいたんですが、確かにわこくんは営業中に出してもらえてなかったんですよね。
今思えばトイプーらしい風貌の子は「触れ合いたいです!」みたいな感じで、たくさんお客さんに相手にしてもらえるけど、わこくんは相手にしてもらえなかったのかなぁ、なんて思います。
ちなみに開店前と閉店前には、他の子とお店の中を走り回ったりして仲良く遊んでいたらしいです。
引き取りたい!と決めて、私がやったこと
「ペットショップで売れ残りの子を引き取りたい!」と当時の私たちと同じ状況であれば、一番大事なのはその子をずっと愛せるかどうかだと思います。
実際に私たちは「引き取りたい!」「買いたい!」と決めてからは、毎日のようにわこくんに会いに行って、触れ合っていました。
わこくん自体が値引されて安くなっていたので「他に誰かが迎えちゃうかも!?」という焦りの中、手配を進めていきました。
- 賃貸のオーナーに相談
- わこくんを引き取ります!とお店に伝える
- 犬を迎えるためのグッズを準備する
- お金を準備する
私たちは幸い、実家でわんちゃんを飼っていたので、前提知識もあったし、準備するべきことや、購入するべきもの、どのくらいの費用が購入後にかかるかもある程度、理解していました。
しかも、2人とも大のわんちゃん好き。結婚はしていませんでしたが、同棲7年目。仕事の都合がつけば、あとは書類を区役所にだけ状態だったので、「引き取りたい!」と思ってからは早かったです。
しかし、めちゃくちゃ大きい問題にぶつかります。
①賃貸のオーナーに相談!今までの行動のおかげで救われた
結果、ちゃんとオーナーさんにOKをもらうことに成功します。
- 大家さんと面識があった。
- 1年間大家さんと同じ敷地に住んでた。
- 地元の不動産屋さんを通して契約していた。
この3つがポイントだったと思います。特に3つ目の地元の不動産屋さんは、交渉する際にとても大きな役割を持っていたなと感じます。
実は、私が家を探している時に同僚から「地元の〇〇不動産の方が何かあった時、すぐに対応してくれる場合が多くて、大家さんとの繋がりも濃いから、おすすめだよ。」と勧めらていたから、地元の不動産屋さんにしたんです。
加えて、1年間ほど大家さんと同じ敷地内に住んでいたため、面識がありました。大家さんは年上(70代…?)ということもあって、色々良くしてくれたんですよね。
私たちも実家の北海道に帰った時には、必ずお土産買って帰ったりしてましたし、この時のことを考えると、ルールって人と人のコミュニケーションの上に成り立ってるんだなぁと感じます。
そんなこんなで大家さんのOKをもらえることが出来たんです。ちなみに、私たちが交渉した結果、今では「ペット相談」物件になっています。笑
②お店に「引き取りたい!」と伝える
自分の家でお迎えできることが決定してから、お店に「引き取りたい!」と伝えました。というのも、もしオーナーからOKが出なかったら、お店の人に迷惑をかけると思ったからです。
この時に諸費用を計算してもらって、後日引き取りの日程を決めていきます。わこくんはすでにワクチンを全て接種していたので、生体代+ワクチン代がわこくんのお迎え費用でした。
基本的にペットショップの売れ残りになる子は、お店に来て時間が経っているので、ワクチンが全て終わってる子が多いのかな?と思います。そのため値引きされていても、ワクチン代が乗ってくるので、その分は先に計算しておくといいです。
また、この時点で特記事項の説明もしてもらえます。
わこくんはトイプードルっぽくない見た目ってだけだったので、特記事項は「アンダーショット」だけでした。(下顎の方が出てる噛み合わせの問題です。)
③犬を迎えるためのグッズを準備する
夫婦であーだこーだ言いながら、ホームセンターまで車を走らせて、色々なグッズを準備しました。
- わんちゃん用のハウス(ゲージ)
- ペットシートとわんこ用トイレ
- 毛並みを整えるコームやブラシ等
- アルコール除菌シート
- ハウスに取り付ける水飲み
- 散歩用のハーネスとリード
基本的なわんちゃんのお迎え準備と一緒だと思います。ウチでは首輪ではなくて、ハーネスを準備しました。
というのも、首輪にリードをつけて散歩に行って万が一、力がかかってしまったら、首を痛めてしまう危険性が高いからです。
ドッグフードに関してはお迎えから数日はストレスがかかるため、ペットショップでわんちゃんが食べていたフードをあげるのがベストです。
そのため先に準備をするというよりは、その子のストレス具合や家への慣れ具合を見てから、ドッグフードは切り替えた方が安心かと思います。
④お金を準備する
まず一番かかってしまったのが、ペットを飼うにあたって必要だった敷金+1ヶ月分の資金です。生体代+ワクチン代の2倍くらいしたので、ここが大変でした。笑)
- 敷金1ヶ月分
- 生体+ワクチン代
- 狂犬病の注射代
- グッズを揃えるための資金
- お迎え後に去勢するための資金
- 年間で払う保険料
- お迎え後に通うトリミング代
先に準備しておくとすごく楽です!わこくんは毛が薄いんですが、犬種はあくまでトイプードルなので、1回のトリミング代がわこパパの2.5倍はかかってしまいます。
わこくんのトリミングサロンを選ぶ際の基準なんかもあるんですが、そこはまた別の機会にでもお話しさせていただきます。
いよいよお迎え当日!あいにくの雨だったけど…。
全ての物を準備したりするのに、大体1週間ほどかかった記憶があります。その間ももちろん、わこくんにたくさん会いにいきました。
で、いよいよお迎え当日です!
ちょうどわこくんをペットショップで見つけて、1ヶ月ほど経った頃にお迎えすることができました。本当に売れ残りだったんだなぁと実感します。
特に当日は書類に必要事項を書いて、店員さんから注意事項や特記事項に関する説明をもう一度してもらう感じです。
ここで私が一番覚えているのは、閉店直前に伺ったため、閉店後の店内で他のわんちゃんと遊ぶわこくんの姿です。
そして女性の店員さんが「ぷーちゃん!」とわこくんを呼ぶと、嬉しそうに駆け寄って行ったんですよね。話を聞いてみると「もしこのまま売れ残ってたら、私が飼うつもりだったんです。笑)」と言ってました。
確かに、営業中はお客さんに触れ合ってもらえることが少なかったかもしれませんが、店員さんには愛されてる存在だったんだなぁ感じた瞬間です。
恐らく、私たち夫婦は「トイプードルを飼いたい」っていう意識は全くなくて、今でも「トイプードルを飼ってる」とはあまり自覚していない節があります。笑)
一般的にいうトイプードルって、ふわふわもこもこのドワーフ体型の子が多いと思うんですが、わこくんってスクエア型のスタンプー体型なんですよね、4kg近くあるし。
どちらかと言えば、スタンダードプードルが小さくなっちゃった!みたいな感じです。なので、大型犬を飼ってる方から「可愛いですね」と声をかけてもらうことが多いんです。
ペットショップで売れ残りを引き取りたい!特段変わったことはなし
ここまで実際にペットショップで売れ残りだったわこくんを引き取った経緯や、流れをお話しさせていただきました。結果、私が思うことは「本気」かどうかじゃないかなと思います!
私自身、実家のわんちゃんは「弟」のつもりで接してきていました。わこくんの場合は「息子」だと思って愛しています!笑)
それだけ身近で家族になる存在だということさえ理解して、愛することさえできれば、特段売れ残りだろうがなんだろうが関係ないのではないかなと。
もし売れ残りの理由が「特記事項」によるものだったとしたら、また別に覚悟が必要になってきます。(わこくんの場合は「アンダーショット」だけだったので、大きな問題はありませんでした)
もちろん、野犬の子を保護犬として迎えるとかは全く別の話だし、ハードルはめちゃくちゃ上がると思います。
ということで、少しでも参考になれば幸いです!
裏話:わこくんを見つけれた理由
今回の引き取るまでの話には、裏話が2つあります。
1つ目は、わこママの実家で飼っていて、わこくんと出会う直前に亡くなってしまってヒナちゃんというダックスフンドの存在。
2つ目は、わこくんを初めて見つけた日。ペットショップでわこくんの真下のハウスに居たのが「ウエストハイランドホワイトテリア(通称:ウエスティ)」だったこと。
裏話①:ダックスフンドのヒナちゃんに似ていた
実はわこくん、わこママが実家で飼っていて、一番はじめに実家にお迎えしたヒナちゃんに似ていたみたいなんです。
私も実際に何度も会ったことはあるんですが、わこママだけが感じられる似ている何かがあったっぽいですね!
わこくんと出会う直前にヒナちゃんは亡くなってしまっていたので、わこママのぽっかり空いてしまった心の穴を埋めてくれたのが、わこくんなのかなぁと思います。
裏話②:わこの真下のゲージに居たウエスティ
ウエスティって全然、見かける機会が少ない犬種なんですよね。ペットショップで見かけることも珍しいです。最近だと、ちらほら散歩している方がいらっしゃるんですが、それでも全然少ないです。
私の実家ではウエスティを飼っていたので、ついついウエスティを見ると、実家のウエスティを思い出して寄っていっちゃんですよね!(寄っていくとか変態なのかな?)
で、このウエスティがわこくんの真下のゲージに居たんです。実は私、最初はわこくんではなく、このウエスティの子を見ていたんです。笑)
「お!ウエスティがいる!」
と最初はウエスティの子犬を見ながら、実家のファルくんの昔と照らし合わせていたんです。私がウエスティの子を見ていると、ずっ〜とクルクルと真上のゲージのなかを歩き回る子が1匹。
それがわこくんでした。
そして、私がウエスティの子ではなく、わこくんを見始めると、わこくんがお腹を見せながら、ひっくり返ってくれたりしたのを覚えています。
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